OUR STYLE
今を生き辛くし、「虚構」の上に成り立つ既存のシステムから「他者、場所、時間」の極地である「家」を解き放ち、お金や場所に縛られない生活空間を提供します。 動く聖域「MOC」とインフラとコミュニティの基盤である「HOC」による、人、住居、コミュニティ、都市が移動する未来。貨幣経済、宗教や法律等の虚構を俯瞰し、オンラインやVRではないHyper Realな生の人間の営みに帰結すべきなのではないかと私たちは考えます。
WE ARE
家を着る。
聖域を様々な都市に接続する。
同時に都市を「私」のものとして視る。
銭湯に潜むラグジュアリー。
曇った鏡に映るもう一人の自分。
APPLEWATCHをつけたおじいさんの尻を横目に頭をポマードで撫でる。
時に、スタイルの確立には絶妙なギャップを要する。
1000円札よりも500円玉。
身体とのフィット感を優先すれば絶対の価値はスッと相対に変化し己に返ってくる。
“WHO AM I ?”
“WHO ARE Y ?”
木霊・言霊
言葉には本来重みがあるはずだ。
コミュニティ、信頼、文化そして文明。
吐かれたまま責任の所在が途切れる言葉たちがSNSやテレビで乱立する。
惑わされるな。
身体と五感でバチコン叩き込まれた経験はいづれ言葉になる。
『言の葉』というくらいなら軽々と
『言の葉』というくらいなら幹を想起させ
はて?
ふとしたところにユーモアを混ぜ
哲学とやらをしてみるとしよう。
木霊は木の精霊、僕たちにはまだ都市がある。
コンクリートなら
ガラスなら
そこには何を宿らせる?
『ビル霊』
TIME MACHINE / MACHINE TIME
なぜ『動く』
動く家を作りたいわけじゃない。
おそらくこれは時間の話。
”人生”では3回だけ”とんでもない展開”が起きると仮定する。
Mocだとどうなるか
ギュッとなる。
はい、ここで質問。
「先生!ギュッとなったってことは30歳で死んだとしても人の3倍生きてたら90歳で死んだことになるんですか!?」
「セッポくん合いも変わらず鋭い質問ですね。Mocとは相対性理論の話です。”時間”というものは感覚上でも物理法則上でも伸縮します。動くということは色んな街に住み、いろんな人と出会って、喧嘩して恋をすることです。通常パラレルワールドに分岐しうることでも全てルンバのように一本の人生上で経験し尽くす、それがこのMocなのです。消したパラレルの分だけ倍数してごらんなさい。それがMocに住む君の人生がどれだけキュルキュルと早回しされているか知る方法です。」
「ってことは僕たちが使っている軽トラはアスファルトじゃなくて時空を走ってるってことになりますね!」
「そうなのです。軽トラではなくチキチキマシーン猛レースなのです。しかし3倍速で生きたとしても3倍速で死ぬわけではありません。その後どう生きるか、それは”シュレディンガーの人生”状態なので蓋を開けないとわからないですね。」
どうせ生きるならば粋に生きましょう。
江戸時代は下駄からかかとを出すのが粋だったそうです。わけわからないですね。文明ある場所に粋はあります。そしてそこには常にガジェットの存在があります。下駄しかり、Mocしかり。フリスクをポケットから出すようにMocを使いなさい。そしてMocで川辺まで行き、そこで夜を越すかと思いきや、やっすいラブホに泊まりなさい。スタイルとは千差万別。軽くも重く人生を渡る。それがシンギュラリティ後の『粋』ってもんでしょう。
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シュレーディンガーの人生
3倍速終了
FOUNDERS
村上 大陸
[Chief Exective Officer, Co-founder]
1996年生まれ現在21歳。大学を一年経たずに休学したのち東京で日本酒、スニーカー、VR等複数の事業を行う。VRの会社を経営している際、軽トラの上にモバイルハウスをセルフビルドし自宅兼オフィスにしていた。モバイルハウス生活をしながらVirtual RealityとRealityの違いを思考しているとVRの「V」などいらないことに気づいたため、モバイルハウスの事業に転換し現在に至る。
塩浦 一彗
[Chief Architecture Officer, Co-founder]]
1993年生まれ現在24歳。3.11の二日後、親に飛ばされミラノに避難。いつの間にか6年間 ヨーロッパにいてしまう。ミラノの高校を卒業しロンドンに渡りUCL,Bartlettで建築を学ぶ。2016年に帰国し建築新人戦2016最優秀新人賞受賞。その後、建築事務所に就職。都市計画等Internationalなプロジェクトに携わるが、Top downの都市の開発に疑問を覚え、元々興味を持っていた動く家、対話するための現代版茶室、家賃を払わなくていい家を体現するためにSAMPOを村上大陸と立ち上げ今に至る。
LOCATION
東京都荒川区東日暮里3-18-7
(JR線三河島駅より徒歩5分)