Aura
Mobile public tea ceremony playpark
CAO Issui Shioura
Mains
Moments

懐か しい 気を付けないと刺さるワイヤーの棘、 つま先を伸ばさなければ届かない本、 好奇心をくすぐる焦げ臭い匂い、 聞いたこともない言語の音楽。 昔、俺が子供だった頃の話。 兄ちゃん達は自分の宝箱と一緒に俺達の家にたまに住みに来てくれた。 俺はそこで全てを学んだ。 しかも毎日違う人からだ。 どこでって?それを教えたら面白くないだろう?

A「夏ってさ、違う周波数持ってると思うんだよね」 C「まあね、実際大気圏の粒子の数も変わるし、短波長の青の方が多いかもね」 A「わかってねえなあ、そういうことじゃないんだよ」 C「じゃあ何?なんでまだ暑くもないのにこの時期下町じゃ ”冷やし中華始めちゃうのか”理論みたいな話?」 A「惜しいけどまだ固いなー、まそんな事より ここに木漏れ日落とせるとこ行ったらどうなっちゃうのか確かめたくない?」 C「いいね、そのあと冷たいコーヒーでも売りに行こうよ、氷多めのやつ」 A「最高だな、なんだか今日は、良い出会いの匂いがする」 C「夏だしな。」 A「その通り。」

ここに来てからかなり経つと思う。 数年か数日かそれとも数世紀か。 もちろんそれはどこにいる誰を観測者にするかによる。 ̶̶̶̶̶̶̶ 恋人「へぇ!すごい綺麗、何これ!」 青年「ははこれは ”地球” から持って来たんだ」 恋人「えー!あの青の星!?」 青年「そうさ、あの星には綺麗なもので埋め尽くされている。 ”シゼンブツ” とか ”ジンコウブツ”ってモノがたくさんあるのさ!」 。。。。。 男性「 ----------、、はっ。。何、夢を見ていた気がする。 いかんいかん、一服したら仕事に戻らな」

それは嵐の夜の事だった。 壁がガタガタと揺れ雨が隙間から入って来た。 自分の部屋が空を飛んでいるのか、車の上に乗っているのか、 どこにいるのか、わからなくなる。 じんわりと床に敷いてあるカーペットの一部が濡れているのを肌で感知する。 そこを拭く事はせず僕はそこを中庭にすることにした。 指輪と七色に光るアロマライトをトーテムに見立て結界を立ち上げた。 露地空間の関守石と同じだ。 そうなると人はもうそこには入れない。 僕は日本人なのだとこういう時に思ったりもする。 マリーアントワネット「雨de漏れたら庭にすればいいじゃない」

上質な時間。 変化するライトや、風景の反射、焦点の絞りは、 XYZ軸で成るだけの三次元の立体物だと思っていた空間を 観賞すると即座に流動性のある足の速い動物へと変化させた。 それを刈り取る瞬間の遊びを”HUNT”と名付けた。 ロンドン時代の友人が持って来てくれたスコッチウィスー”ARDMORE”を飲みながら カウボーイビバップのJazzをかける。 そこで完璧なタイミングを見計らってHUNTしたものが上の女と男だ。 こいつらは手強かったな、タバコは一箱吸ってしまったし、 次の日腹筋が筋肉痛になった。

Jack : “Hey Ron, Can you just throw away that drink in that bottle?” Ron :“Why is that? It’s very precious champagne innit?” Chris : “Well, yeah that really does look precious but it’s already morning man, party is over so ” Anna : “Hmm.. Are you guys still awake? It’s already 6am.zzz” Lauren : “That’s Moet! I love it!.” Carry “Shut up!! I’m gonna bin it! But not the bottle, bottle is elegant” ジョ~~~ Ron, Anna, Lauren : “Noooooo!” Jack : ( Actually that wasn’t a drink, hahaha